霊園が込む繁忙期
霊園が込む繁忙期
何事にも忙しくなる時期があり、それらは繁忙期と呼ばれます。霊園にも存在し、混み合う季節は、3月と9月のお彼岸の頃です。また8月のお盆も混み合います。お彼岸は、春分と秋分を中日として、前後3日間を指しており、仏教ではこの時期に彼岸会法要を行います。いずれも季節の変わり目であり、春分・秋分の日には太陽が真東から昇り、真西へと沈むことから、西方浄土の思想から極楽浄土を拝むことができる日とされます。春分・秋分にはそれぞれ祝日となっており、特に秋分の日に関しては先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶと、法律によって書かれているため、お墓参りの中ではもっとも混雑する時期といえます。
一方で霊園の繁忙期はこれらに合わせて発生することになりますが、お墓参りそのものはいつでも行うことができるものです。必ずしもこれらの日に限って行うべきものではありませんが、仏教の教えからすれば、この日に行うのが慣わしとなっています。
霊園へ向かう道路も重要
お墓を購入しても、その場所へのアクセスする方法が悪いとお盆やお彼岸にお墓参りに行く時にスムーズに行けないことがあります。特に車で霊園に向かう場合には渋滞に巻き込まれることが多く、その霊園にアクセスするための道路事情や、駐車場の広さなどが選ぶ時のポイントです。維持管理費用もポイントになりますが、そこに提供されるだけのサービスに見合う料金であるかも選ぶ時の重要といえます。
可能であれば、幹線道路から近い場所を選ぶべきですし、駐車場も広いところを選ぶべきです。また車でのアクセスを前提とした霊園を選ぶ方が、良いといえます。もちろん都市部の場合には駐車場を確保することが難しいですが、地方に作られた新しいところでは広めに確保されているところが多くあります。それに大規模なところよりもこぢんまりして整ったところの方が、繁忙期に霊園にお墓参りに来る人の数も限られるので道路の渋滞が起こりにくいというメリットもあります。