霊園のメリットやデメリットを知っておこう
霊園での納骨には埋葬許可書が必要になります
納骨とは、亡くなった人の遺骨をお墓に埋葬することになります。
どのように行えばいいのでしょうか。
実は、いつまでにという時期はありません。
ただ、仏教や仏式では四十九日の法要の日にするのがというのが一般的です。
遅い場合は、一周忌ということもあります。
地方によっては、火葬を終えた当日にするところもあります。
それぞれの事情で時期は定められないというのが本当の所です。
新たに墓を建てるとなると2か月から3か月はかかることになってしまいます。
霊園などへ納骨の際には、僧侶に依頼し法要をします。
通常は個人の近親者とごく親しい友人が立ち会うことが多くなっています。
宗派によって卒塔婆が必要になることもあり、新しくお墓を建てた場合にはお墓に魂を入れる開眼法要を営む必要があります。
納骨の手続きとしては、火葬した焼骨を納めるためには、必ず埋葬許可書を霊園に提出する必要があります。
墓地の管理者は法律によりこの許可証を受理した後でなければ、埋葬または埋蔵することを禁止されています。
人が亡くなった時は、死亡届を提出します。
死亡届が受理されると「火葬許可書」が発行されます。
火葬許可書がそのまま埋葬許可書になるのです。
この手続きを霊園側に済ませておくことが重要になります。
霊園での法要に必要なものと公営民営での違い
霊園での必要な手続きや手配しなければいけないことは地域差により変わるところもありますが、大きくは下記のものです。
「埋葬予定日の予約」(管理事務所)
「列席者様へのご案内」
「法要の手配」(故人の家の宗派の寺院の僧侶)
「戒名彫刻と埋葬の手配」(墓石を買った石材店)
「お供え物やお花・お線香などの必要なものの準備」
「精進おとしでの食事の手配」
上から4つの手配には、埋火葬許可証及び永代使用承諾書(墓地の利用証明書)が必ず必要になりますので忘れないようにしてください。
公営では埋葬予定日の予約は管理事務所ですることができますが、それ以外は基本的に自分たちで手配しなければいけません。
中には公営霊園と提携している葬儀場や石材店があるところは納骨や法要も手配をおねがいすることができます。
ですが、手間がかかる分自分たちでいろいろと選ぶことができるので費用面を抑えようと思えば抑えることも可能ですし精進落としでの食事などが選ぶことができるのも利点です。
民営では、管理事務所で上記の手配手続きを一括して受け付けている場合が多く内容も公営より管理サービス面ではいいとおもわれます。
また、宗教が自由な霊園も多く法要の仕方に縛りがないのもいい点でしょう。